1-3.知っているようで知られていない髪の話



毛髪は、丁度お寿司のかんぴょう巻と良く似ています。
表面の「海苔」の部分はご存知キューティクルです。
 
キューティクルは毛髪の最強の所で魚のうろこと良く似ています。
魚の頭の方から尾の方へ撫でると抵抗無くスーッと進みますが、
尾から頭の方へは抵抗感があり、引っかかって進み難いですね。
 
両手の一指し指と親指で毛髪をつまんで軽く引っ張ると
一方向へしか進みません。滑らない方向が毛根で、
滑ってゆく方向が毛先だと言うことが良くわかります。
キューティクル
さて、かんぴょう巻のご飯の部分にあたるのが毛皮質
 
更にかんぴょうにあたる部分が毛髄といいます。

面積的には、毛皮質がほとんどを占めています。
この毛皮質は、タンパク質が連なって棒状の繊維となっている


毛皮質1
それを主鎖(しゅさ)、その主鎖と隣の主鎖を繋ぐ
横の繊維を側鎖(そくさ)と言います。

その側鎖には3種類あり、弱い順に
水素結合・・・水分で切れ、感想すると再度結合
塩結合・・・アルカリ性で切れ、酸性で再度結合 
SS結合・・・チオ・グリコール酸で切れ、      
        ブロムサンカリという薬で再度結合


となっております。
 
皆さんが感じられるこの事実は、寝癖がついた時、
水で髪をとかし乾燥させると寝癖が取れ、
強い寝癖で取れないときはアルカリ性のシャンプーで洗い
リンスをすると完全に寝癖が取れることで感じられます。
 
最強のSS結合は美容院でパーマを掛ける時に使います。
SS結合
更に、毛髪の中の主鎖・側鎖の隙間に
タンパク質がびっしり詰め込まれています。
 
この間充物質(ポリペプタイト・通称PPT)が、
水分や色素等を含んでいます。
ですので、ここの色素によって、髪の色などが決まってくるわけです。

次回は、「理想的なシャンプーの選び方」です。
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